家庭用脱毛器で永久に毛は生えてこなくなるのか?永久脱毛に近づけるコツ
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濃いムダ毛を何とかしたい、けれど脱毛サロンに行くのは恥ずかしいという人にとっては、自宅で永久脱毛ができればこんなにうれしいことはありません。家庭用の脱毛器を使って自宅で永久脱毛するのは可能なのでしょうか?a
永久脱毛の定義!普通の脱毛との違いは?
永久脱毛はムダ毛を作り出す組織である毛乳頭を破壊しなければ実現しません。その方法は強いレーザーの光を照射して毛乳頭まで行き届かせ、光の力で刺激を与えて毛乳頭を破壊するものです。
この強いレーザーによる脱毛は医療行為に当たるため、クリニックなど医療従事者が在籍するところでしか行われません。つまり脱毛サロンや家庭用脱毛器で行う普通の光脱毛では毛乳頭を破壊することができないのです。普通の光脱毛の力では、毛乳頭の働きを一時的に低下させるのが限界です。
ちなみに永久脱毛の定義とは、処理を行ってから1カ月後にムダ毛が再生する確率が20%以下とされています。
生涯にわたって全くムダ毛が生えないという保証がなくても、この定義に当てはまっていれば永久脱毛となるわけです。
家庭用脱毛器でも大丈夫!?毛の再生率は下げられる?
家庭用脱毛器で永久脱毛することはできませんが、ムダ毛が再生する確率を抑えることはある程度可能です。家庭用脱毛器の性能に関してはかなり進化しており、一昔前のようになかなか効果が現れないといったことはなくなってきています。
ただし毛には発毛サイクルがあり、今表面に見えている毛と休止状態で表面に出ていない毛があるため、何度も繰り返して処理を行う必要があります。家庭用脱毛器にも性能の差があるため一概には言えませんが、使用を始めてから数カ月で太い毛がうぶ毛くらいになり、2~3年続けていればほぼ毛が生えなくなるというのが一般的です。
カミソリや除毛クリームなどを使った一時的な除毛と比べれば、ムダ毛の再生率はぐんと下げられるでしょう。家庭用脱毛器を使ってすぐに効果が出るわけではないので最初は不安になりますが、根気よく続けることでだんだんムダ毛を生えにくくすることができます。
ただし家庭用脱毛器では永久脱毛をすることはできないため、使用をやめてしばらくするとまたムダ毛が生えてきます。家庭用脱毛器は継続して使い続けることがポイントです。
永久脱毛に近づけるための脱毛方法とコツ!
家庭用脱毛器の多くはフラッシュ脱毛と呼ばれる仕組みを採用しており、毛の黒い部分に反応する光を照射することで毛を生えにくくします。肌の表面に出ている毛はすべての毛のおよそ3分の1程度といわれ、1回の処理ではその3分の1の毛にしか光が反応しません。
休止状態にある毛がまた生えてくるには数カ月かかることもあり、その周期は毛穴によってばらばらです。そのため、休止状態にある毛が生えてきたら再び処理を行うというサイクルを繰り返さなければムダ毛が減らないのです。だいたい1~2週間に1回くらいのサイクルで処理を続けることが自宅での脱毛のコツです。
また家庭用脱毛器の選び方もポイントの一つです。家庭用脱毛器の性能はピンからキリまであり、価格にも幅があります。一般的にはやはり値が張るものの方が性能は高いといわれていますから、確実に効果を上げたいなら頑張って高性能の脱毛器を手に入れることをおすすめします。
その他気を付けておきたいことは肌へのダメージです。脱毛器の光は熱を持っており、肌への影響も多少あります。脱毛前や処理が終わった後には肌をよく冷やしてクールダウンさせましょう。自宅にあるもので冷やすならタオルに氷水を浸したもので冷やせばOKです。