気をつけたい髭の剃り残し!どうやって防げばいいの?

気をつけたい髭の剃り残し!どうやって防げばいいの?
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髭に関する悩みを持つ男性は少なくありません。

その悩みの一つに、剃り残しが挙げられます。剃り残しは鏡を見ただけでは気づきにくい位置に、まばらに数本だけということがほとんどです。そのため、剃った直後は見落としがちです。

しかし外出してから気づき、剃れないけれどとても気になるし、人目も気になるものです。髭の剃り残しは剃り方のクセが大きく関係しているため、剃り残しが多い人は毎回剃り残している可能性があります。

ですから、なぜ剃り残しが起こるかを理解して、どうしたら剃り残しなく剃れるかを知れば、剃り残しはなくなるかもしれません。

ここでは、剃り残しを防ぐ方法について解説します。

髭の剃り残しは深剃りで防ぐ!

髭の剃り残しは深剃りで防ぐ!

髭の剃り残しを防ぐ有効な方法のひとつに深剃りがあります。

しっかり深剃りができていれば、外出中に髭が伸びてきて剃り残しがより目立ってしまうようなことがなくなります。ただし、正しい方法で深剃りするということが大前提です。自己流の深剃りでは、剃り残しがなくならないばかりか、肌を傷つけてしまうことにもなりかねません。

例えば、深剃りしようとしてシェーバーを強く押し付けてしまうと、刃が髭に当たる前に肌に当たるため肌荒れしやすくなります。また、カミソリで剃る場合でも、逆剃りにこだわりすぎると肌を傷つけることになります。

基本的には、深剃りする際はカミソリを用いて、髭の向きに沿うように全体を剃った後、剃り残しが目立ちやすい部位の仕上げだけ逆剃りするようにするのが基本です。

肌を守りつつ深剃りをするなら、まずは洗顔して、その後蒸しタオルで髭を柔らかくし、シェービング剤を付けてから剃り始めます。カミソリの刃は45度に当たるようにします。空いている方の手で皮膚を引っ張り、刃が当たる面ができるだけ平らになるようにして剃るといいでしょう。髭が硬い部位や剃りにくい部位は、カミソリを細かく動かして剃るようにすると剃り残しを減らせます。

その際は、シェービング剤で摩擦を減らすこと、剃りにくい部位ほど丁寧に細かく動かして剃ることがポイントです。剃り残しが目立つ部位を逆剃りするときには、刃と肌とが接する面積をできるだけ小さくして、肌に負担がかからないように気をつけましょう。

シェーバーで髭の剃り残しができる理由

シェーバーで髭の剃り残しができる理由

一般的に、カミソリを使ったときよりもシェーバーを使ったときの方が髭の剃り残しが多いと言われています。

それには理由があります。シェーバーは外刃と内刃の二重構造になっていて、外刃で引っ掛けた髭を内刃で切る仕組みで髭を剃っているからです。ハサミで物を切るときと同じ要領ですから、髭が濡れていると根元からうまく切れません。

だからといって、髭が乾いた状態でシェーバーを強く当ててしまうと肌荒れの原因になります。また、長い髭は外刃に引っかかりやすいのに対して、短い髭は引っかかりにくいということもシェーバーで剃り残しができる原因のひとつです。

さらに、シェーバーはヘッドを肌に垂直に当てなければ、外刃がつかんだ髭を内刃が正確にカットできないという特徴があります。あごの下にはくぼんだ部分や逆に出っ張った部分があるため、シェーバーのヘッドが垂直に当たりにくく、剃り残しができやすいのです。

しかし、これらのポイントを気を付ければ、シェーバーでも髭の剃り残しを減らすことは可能です。

シェーバーで剃り残しなく剃る方法としては、まず髭剃り前にローションなどで肌のコンディションを整え、最初から逆剃りをします。髭が長い状態で剃った方が外刃に引っかかりやすく深剃りしやすいからです。シェーバーは肌の上を滑らせるように移動させましょう。凹凸の多い部分は、空いている方の手で皮膚を引っ張って、できるだけ垂直にヘッドが当たるようにしながら丁寧に剃ります。皮膚を引っ張ることで寝ている髭が起き、外刃に引っかかりやすくなります。

剃り残しの髭を抜くのはNG?

剃り残しの髭を抜くのはNG?

髭は剃っても剃ってもすぐ伸びてくるため、剃り残した部分は毛抜きで抜いてしまうという人もいます。

髭を抜くと、カミソリやシェーバーで剃ったときよりも次に生えてくるまで時間がかかりますから、手入れの手間が省けて便利だと思うのかもしれません。しかし、髭を抜くことはいろいろなトラブルの原因になるためおすすめできません

例えば、剃り残しが多いのはあごの下など鏡でも見えにくい部分ですから、毛抜きで剃り残しの短い髭だけをつまむことは容易でなく、皮膚も一緒につまんで傷つけてしまう可能性もあります。うまく髭をつまめたとしても、髭を引き抜くと毛穴が広がり、そこから細菌が浸入してしまうリスクが増えます。

また、無理やり髭を引き抜いたことで髭の毛根が傷つくと、防御反応として毛嚢炎などの炎症が起こりやすくなります。さらに繰り返し刺激を与えると、周囲の皮膚が紫外線などの刺激にも弱くなっていきます。

毛抜きで髭を抜くと、髭が生えてくる前に毛穴が閉じ、埋没毛になってしまう場合もあります。剃り残しの髭はまばらで数本だけということが多いため、毛抜きで抜くという方法を選ぶ人もいますが、リスクが大きいということをきちんと理解しておきましょう。

髭の剃り残しは、基本的にカミソリで剃って対処します。剃っても抜いても遅かれ早かれまた生えてくるわけですから、肌に優しい方法を選びましょう。

髭剃りの仕組みを理解しよう!


カミソリとシェーバーとでは髭を剃る仕組みが異なります。

髭の剃り残しは、その仕組みに合った剃り方をしていないために起こっています。ですから、それぞれの仕組みをきちんと理解し、それに合った剃り方をすれば、髭の剃り残しは減らすことができます。

1日中剃り残しを目立たせないようにするためには、深剃りすることが欠かせませんが、カミソリやシェーバーの刃を強く押し当てると肌を傷つけてしまいます。

安全かつきれいに深剃りするためには、シェービング剤を使って髭を柔らかくしてから、カミソリまたはシェーバーで、それぞれの特徴に合わせた剃り方をすることが大切です。

ただし、剃り残しを見つけた時に、髭を抜いて処理するのはNGです。剃り残しを減らすことと同時に肌トラブルを起こさないようにすることにも気を配りましょう。