髭に白髪が生えてきた!?原因と対処法まとめ

髭に白髪が生えてきた!?原因と対処法まとめ
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髪はまだ黒いにもかかわらず、髭に白いものが混ざっているのを見てびっくりしてしまった経験はありませんか。

髪と同じように髭にも白髪は生えてきます。髭に白髪が生えてしまう原因は加齢やストレスなどさまざまです。なかには遺伝的に白髪になりやすい人もいます。

ここでは、髭に白髪ができるメカニズムや白髪を見つけたときの応急措置、さらには白髪予防・改善に役立つ対処法まで、白髭と戦うために必要な知識を紹介します。

 

髭に白髪が生える原因は一体?なぜ生えてくるの?

黒かった髭がどうして白くなってしまうのでしょう。その原因は毛の生まれる仕組みにあります。髭や髪の毛といった体毛はすべて毛根内の毛母細胞で作られます。しかし、最初から黒いわけではありません。作られたばかりの毛には色がついていないのです。

白い毛に色をつけているのは、メラノサイトというメラニン色素を作る細胞の役目です。メラノサイトがしっかりとメラニンを作り、毛を染めることで初めて髪や髭に色がつくのです。このメラノサイトの働きが正常に行われないと、毛の中に含まれるメラニン色素がなくなり白髪になってしまいます

白髪というと加齢によるものというイメージがありますが、メラノサイトの働きが弱る原因は老化だけとは限りません。

栄養不足や睡眠不足、ストレスなど他の原因が隠れていることもあります。特に若いのに髭に白髪が急に増えてきた人は要注意です。身体からのSOSが白髪となって現れている可能性があります。食生活やストレス対策など、毎日の生活習慣を見直す必要があるかもしれません。

もちろん、白髪の多い少ないには年齢の問題も関係しますし、遺伝的な体質による影響もあります。しかし、日頃の心がけ次第で髭の白髪を予防することはある程度可能です。

 

白髪が見つかったらすぐできる対策!効果的な応急処置方法

髭に白髪が混じると老けたイメージになります。髪も一緒に白くなってくれればいいのですが、髪が黒いと余計に髭の白さが目立ってしまいますよね。今すぐに白髪を目立たなくしたいという人は、次の応急処置を試してみましょう。

1つ目の対策は髭をきれいに処理してしまうことです。カミソリや電気シェーバーで剃ってしまえば髭の白髪は目立ちません。白髪の場合、青髭よりも剃り跡が目立ちづらいというメリットもあります。

2つ目の対策は髭を染めることです。髪のように市販の白髪染め用ヘアカラーや白髪染め用シャンプー・トリートメントで髭を染め、白髪を目立たなくします。髭を多少残したいという人はこの方法がいいかもしれません。

ただし、この方法には1つ注意点があります。それは白髪染め用のカラーやシャンプーは基本的には頭皮用だということです。頭皮と顔の皮膚では刺激への強さなども変わってきますので、染める場合は自己責任での使用になります。肌トラブルを避けるため、できるだけ刺激の少ない製品を使うようにするとよいでしょう。

ちなみにヘアカラーを使うときは、ヘアカラー用の保護クリームを使うと皮膚がヘアカラーで染まるのを防止できます。

 

髭の白髪を増やさないために!今からできる生活習慣の見直し

白髪の増加は日頃の生活習慣も密接に関わっています。生活習慣が乱れがちな人は、日々の生活を見直すだけで白髪を改善できる可能性があります。

大切なのが栄養バランスのとれた食生活を送ることです。無理なダイエットをしている人、ジャンクフード漬けの生活を送っている人は、毎日の食事内容を見直してみましょう。健康な毛を育てるためには栄養が必要です。三大栄養素のうち、毛の材料になるタンパク質は特に重要です。タンパク質を構成するアミノ酸のうち、チロシンはメラニン色素の材料にもなります

メラニンの合成や新しい毛を生み出す働きを助けるビタミン・ミネラルも取りましょう。

さらに「成長ホルモンを出すこと」を意識した生活を送るのも白髪対策として有効です。年齢とともに減少する成長ホルモンには、メラニンの生成を促進する効果があります。

加齢に伴う白髪の原因の1つは成長ホルモン不足なのです。成長ホルモンは主に就寝中、特に就寝後の最初の3時間に多く分泌されます。質の良い睡眠を一定時間確保するようにしましょう。十分な睡眠時間を取ることはストレス対策にもなります。

成長ホルモンは睡眠中のほか、筋トレでも分泌されます。運動不足の人は運動を始めるのもよいかもしれません。

 

白髪にはニードル脱毛が効果的!施術を検討してみよう

白髪にはニードル脱毛が効果的!施術を検討してみよう

髭に混じった数本の白髪が気になるという人は、白髪を脱毛してしまうという方法もあります。

白髪を脱毛するのに使われるのはニードル脱毛という施術になります。クリニックのレーザー脱毛やエステの光脱毛のマシンは、メラニン色素の含まれる毛にしか反応してくれません。レーザー脱毛・光脱毛は広範囲に生えたムダ毛を一気に処理できるメリットがありますが、白髪を脱毛するのには向いていないのです。

一方、ニードル脱毛では毛穴に針を刺し、そこに電流を流して毛根を一つひとつ処理していきます。そのため広い範囲の施術には向いていませんが、メラニン色素の有無に左右されずに脱毛できるのが特徴です。

日焼けした肌や粘膜、ほくろといった色素が濃い部位に生えた毛、あるいは色素が含まれていない白髪といった光脱毛やレーザー脱毛で脱毛するのが難しい毛にも脱毛が可能です。しかも、レーザー脱毛と同じく毛根を破壊する「永久脱毛」になるので、脱毛効果も高いです。

白髪を脱毛するならニードル脱毛の施術を行っているクリニックやエステを探してみましょう。白髪の部分以外の髭も脱毛したい人には、レーザー脱毛や光脱毛とニードル脱毛を併用してくれるクリニックやエステもあります。

 

まとめ

老け顔の原因となる髭の白髪は、生活習慣の見直しである程度予防・改善が期待できます。

効果が出てくるのに時間はかかるかもしれませんが地道な努力を続けましょう。すでにできてしまった白髪について全く対処法がないわけではありません。お手入れの工夫次第で目立たなくすることもできますし、ニードル脱毛で白髪そのものをなくしてしまうという選択肢もあります。白髪そのものの予防・改善と、できてしまった白髪への対処。2つの異なるタイプのアプローチで白髪を撃退しましょう。